4月生まれの娘は1歳目前で今年の春に保育園に入園しました。
慣らし保育も半ば、私の職場復帰もいよいよ迫ってまいりました。
そこで声を大にして言いたいことが一つ。
「保育園に預ける」=100%可哀想ではないのです!
私自身、産後間もない頃から復帰後の仕事との両立ができるのか、こんな可愛い娘を1歳で預けるのはどうも心が苦しく、自宅保育にしてしまおうかと迷い続けていました。
知り合いが会いに来てくれて、育休をとっていると話したら
「こんな小さい頃から・・・可哀想に」とポツリ。
悪気はないことはもちろんわかっていますが、悩んでいた自分にはグサっと刺さりました。
自宅で見れるのならそりゃ見たいに決まってる
と一人でモヤモヤ、現状専業主婦になれるほど現実は甘くないので考えるだけ苦しかったです。
時はあっという間に過ぎ、1歳が近付くにつれて出来ることも増えて可愛さ大爆発だったので、日中の様子が見られないこと、離れ離れで過ごすことに入園式前日まで悲観的になる始末。
泣く泣くで慣らし保育が始まりましたが、数日娘の様子を見ていると気付きがありました。(あくまで個人的感想です)
・刺激をたくさん受けて急成長
まず一つ目、慣らし保育の数時間でも、子どもの吸収力はすごいです。
我が子はお喋りが顕著に増えました。成長スピードは個人差があるので必ずしもこうなる!とは言えませんが、お友達の姿に刺激を受けていることは確かです。
・子がぐっすり眠れるようになる
慣れない場所で疲れるのか、1時間の慣らし保育でも爆睡でした。家では保育園のように思い切り遊ばせることができていないことを初めて実感。昼寝をよくしたら夜寝ないという声も聞いたことはありますが、慣れてきたらそうなるかもしれません。
※慣らし保育期間は新しい環境で良いことも大きなストレス要因なので、降園後や休日はお家でしっかり休めるようにするのはとても大事だなと思いました。機嫌が良くてもしっかり疲れています。
・親の心の緊張が少しほぐれる
産後から毎日24時間育児で張り詰めていた緊張から解放されました。基本ワンオペ育児ですので、慣らし保育が始まり1時間の空き時間が急にできた時はただソワソワしてお迎えの時間になりました。私は「あれをしなきゃ」「これもしなきゃ」となってだいたいキャパオーバーになるので、程よく保育園にお世話になることはメリットだったのかもしれないと思います。
・我が子の様子を聞けるのが楽しみ
保育士さんから聞く今日の出来事、迎えに行った時の娘の遊んでいる様子が少し見られる瞬間は、自宅保育では得ることのできない可愛らしさがあるのです!
とある日、満面の笑みで遊ぶ娘の様子を写真で見せてくださり(※園による)思わず悶絶・・・!写真を買い漁る未来が簡単に想像できました。
以上、気付いたことをまとめると、意外と子にも親にも良いことはありました。
後から考えると、自分で保育園に預けるイメージがつかず、あれこれ悩み過ぎていたなと思います。
そんな場合は一時保育等を育休中に利用してみることがおすすめです。少なからず施設の雰囲気、先生方の対応もふわっと分かると思います。その肌感覚で保育園に預けるかどうかも検討材料にできるはずです。
最後に、愛しい我が子を保育施設に預けることを躊躇う気持ちは当然です。子が泣きわめいて離れるのを嫌がる姿は正直、親の方が心がえぐられます・・・しかし、保育園に入ることで意外なメリットもあったので、ネガティブになり過ぎず、帰宅後の一緒の時間でめいっぱい愛情を注いで家での時間を過ごせたらいいなと思います。
乳児の期間は特に各家庭の事情があって保育園に預けますし、親自身の価値観で正解不正解はないと思いますので、悩んで当然です。私も今は前向きに預けていますが、どうしても罪悪感を持ってしまう時があり、時々「いつ辞めても大丈夫」と思うようにしています。
現在進行形で保育園に通わせているので、今後保育施設への入所を考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント